

福島、山形、新潟の3県にまたがる磐梯朝日国立公園。
磐梯山の北側、裏磐梯・大府平。五色沼にほど近い木立のなか。
道路から奥まって、ひっそりと佇む[ホテリ・アアルト]。
「ホテリ」は、フィンランド語で「ホテル」の意、「アアルト」は「波」。
厳しい自然の中で豊かに暮らす北欧のライフスタイルと、
自然を敬う日本の心をつなげたい、という思いを込めた名前です。
裏磐梯にある[ホテリ・アアルト]にとって、最大の“おもてなし”は、
裏磐梯とその周辺の恵みを“おすそわけ”することです。
[ホテリ・アアルト]では、それを「お福分け」と呼んでいます。
しつらえも、サービスも、基本は裏磐梯であり、会津であり、
福島県であり、日本です。そのうえで、異なる文化を吟味して取り入れ、その組み合わせの“妙”を、お客様にご堪能いただきます。
鳳凰の羽のように広がる大屋根が印象的な木造の建物は、
3人の建築家(益子義弘、河合俊和、大竹慎太郎)が設計を担当し、
渾身のリユースで蘇らせた、築40年の山荘です。
国立公園という周辺の環境に配慮して外観をデザインし、
県産材を使用し、風、光など、気候の特徴を建物の構造に活かし、
内装には漆喰などを多用し、自然系の接着剤を用い、
廃湯を融雪に利用し、暖房を輻射熱式にし、
グリーン電力を使用しています。
[ホテリ・アアルト]は、国立公園内にあることの意味を受け止め、
環境への負荷軽減と、自然資源の使用削減に努めています。



ご到着されましたら、ラウンジでおくつろぎください。
窓から見える木立は、季節によって表情が異なりますが、
ホテルの敷地内とはいえ、国立公園のなかですので、
自然の生態系と景観が、そのまま保たれています。
ひと休みされたあと、もしお疲れでなければ、
木立の奥にある沼の周りを、ぜひ散策なさってください。
22,314.15m² の敷地に、
エメラルド・グリーンに輝く2つの湧き沼があります。
図面には、もちろん敷地の境界線が引かれています。
ところが、支配人をはじめ、スタッフのだれ1人として、
ここが境界だと指し示すことができません。
沼を周囲を巡る遊歩道の外側は、
ホテルの建物がある方角を除いて、
敷地の境界まで歩いていくこと自体が難しいのです。
敷地内には、噴火でなだれ落ちた大小の岩が
当時のままそこに転がっています。
沼の底にも岩が見えます。
これが転げ落ちてきたとは、唖然としてしまうほどの大岩、
表面に植物が根をはり始めている岩もあり、
人工の庭園にはない野趣をお楽しみいただけます。


